あい、がない
あしたもきっと
いいことはない
そんな風にして浮かんだ雲が
雨を落として 悲しくさせる
だから僕は
走って帰る。走って逃げる。走って……。
僕には あい、がない。
アイ・ビリーブ
イフ・ノット・オール
こじ開けるようにして覗いた向こうは
カラカラ笑いながら それでも存在していて
だから僕は
行ってみる。弾いてみる。返答を、回答を、待ってみる。
隅から隅まで突いて見つけた
粉々に散らばった「あい」の欠片
一つひとつ並べ直して
もう一度、やってみよう、かな
全てじゃないけど
明日のいいことを
信じてみよう
「あい」のない、僕から君へ
愛を弾いて 飛ばす