「悪玉」
ここの、これ、
これ、これ、
これさえなければ
消えてなくなって・・・
くれればさえ
パッと晴れるのに
はぁ、これのせいで・・・
ポンっと弾けて
割れてなくなる夢をみた
なのに夢の中は曇り空のまま
また、あたらしいのがすぐできてた
目覚めて、まず、また、これ、だ
どんより覆い
気分が晴れない
これさえなければ、とため息のあとで
夢の中でみた新しくできたあれを
思った。
これがなくなったとしても
また、すぐ、できるのか、と
ため息が、また出た