だな。
階段を上る時の息使いに似てる
言ってみればその程度だし

だからって楽な訳じゃない


お返しにもらった缶詰のように
重いけど何一つ詰まってない

そんな風に思うことの方が最近、多い


ひとりじゃないって思う面倒
いつだって居てくれる安心感

もし、って時にはやっぱりいてあげたい
から、またこれにも答えてしまうん、だな。


聞いてしまえば放っておけない
知ってるくせに君は言う

僕は何かしてあげたくなるんだ


とにかく何かに怒ってどこかに求めて
暴れてる気持ちの隅っこには

どうしようもない絶望があるんだろ?


綺麗に忘れ去ることが難しいなら
いっそそのまま続ければいい

みんな自然のことだと思えたら
捨てたもんじゃないと開き直れるから

そうやって暢気にいられるのが
君の良いところなんだ
そう、そうやって
君はいつだって強がってみせる

僕はやっぱり、
君のことが放っておけないん、だな。



  
by Shogo Suzuki