言葉 仕草
上に はおる服の感じ


そのチョイスが
柄にも無いと言われる


僕の柄


猿みたいな
駱駝みたいな
啄木鳥みたいな


雰囲気が醸しだすパターン
見えないのに見えるような模様


真面目な顔して
なんで優しいの?


悩んで不眠で
目の下のクマはらしくない


サプライズも
プレゼントも
マメなコトも


意外なモノはぜんぶ
柄にもなく、と。


僕の柄?


背後にある模様
身体中を覆うパターン


生まれてから今までずっとコウだ


上塗りされたり
汚れたり
時々は洗われてきれいになるから


この柄は、ずっとコウだ


そんな柄にもない
僕のチョイスは
いつも不自然で意外で


無理してる 


だから ない、んだ



僕の柄。



「それ」自体に良し悪しなんてきっとない
「それ」をもってどうするのか


生まれ持ったこの柄で


自然に 意のままに


選びたい。


そのチョイスの連続で
いつか 選ばれたい



例えば現代が
何らかの陳列棚に
僕らを並べているのなら



  
by Shogo Suzuki