求
何でもかんでも頬張って
次から次へと手あたり次第
最後の最後に残った一滴も
しょっぱくてまた喉が渇く
手に入れた瞬間
また始まる新たな欲求
求め、求め、求め、
大事な事を忘れてまでも
欲しくなって ついには
越しちゃいけない一線を踏み外す
満たされて丸いのは地球だけ
欲求が渦を巻いて太陽を回る
今日も何処かで足りないモノを
ひと時の満足感で満たしている
手にはいるまでの時間
一直線に向かう欲求へ
求め、求め、求め、
手にしたら忘れ去って
空腹感を嘆いてる いつまでも
また目の前のリンゴに飛びつく
満たされて丸いのは地球だけ
その上で欲求を追いかけては
疲れて眠るだけ・・・永遠也。