オアシス
強い日射しで淡い世界
前は砂の風と白い空だ


カラカラに乾いている
シャラシャラと空回っている


ぼくの足跡は すぐに埋まり
誰かの軌跡も 見つからない


ただ単純に自然だ
純粋に荒れ狂っている



欲しいモノ
苦しいコト



順番を付けていた頃は
まだよかった

それで文句を言ってた時が
幸せだったんだ


どこまでも続く この道
とにかく歩く このまま


昨日と同じ事が
少しでも良く感じられたら
そんな今日は
素敵なのかも知れない


明日の未来が
もっと素敵になるなら


鈍化しようと構わない
順応していこうと思う


たとえ 
水のないオアシスだと
誰かに笑われても……



  
by Shogo Suzuki