ぼくらは知らない。
そうじゃない、っていう日々を。
偶然にも僕らは、平和だった。
マクロに横たわり、
それをぼんやり眺めている。
空がそうであるように・・・。
一つひとつ集めたピースは、
出来上がってみると、何となくピースで、
「平和」ってことを、ほんとは知らない。
だけど知っている。
それが、単なる偶然だということを。
テレビが言う、新聞が謳う、学者が問う。
踏みしめた異国の大地が軋むように訴える。
戦争。それを終えた僕らは、
実は半分しか平和じゃないことを、忘れている。
ただ、傍観している。
Piece of Peace.
目の前の明日。その、次ぎに待ってる未来。
空がそうであるように、
穴をあけるようなこと、なく
いつまでも包み込む平和でありたい。
ぼくらは知らない。
そうじゃない、っていう日々を。
ずっと、そうでありたい。