「ツクルワタシ」
私は、ツクる

何かから逃げるために

何かへ入り込むために



腹筋やランして体を作り

ヒアリングとフィードバックで

自分を上向きに形成するのではなく



ただ、ツクりあげる


嘘っぱちのワタシの空っぽ



その時々の気持ちと話題と親密に合わせて

私は、ワタシをツクルり


ツクッたワタシでやり過ごしながら

ツクルワタシを私は脱ぎ捨てたいと思っている



ツルクワタシがツクルワタシ

また、ツクルワタシがツクルワタシ



何回も何回も周りに合わせて

ツルク度に


ワタシはワタシになって


ツルク、ツクル、ツクル


私って、どこ?



  
by Shogo Suzuki