私の答え
ひとつの明確な答えを持って
私は接し、発言し、生きたい
躓いて、ぶつかって、へし折られそうになっても
だからこそ
私は私として生きられるのだと思いたい
真綿のような雲を見上げ
ひとつの明日を考えます
透き通るような風を頬に受け
微笑んでは見つめる明日
クリアにしてピュアな未来
すぐに汚される脆さゆえ
武器を構えて心配するけれど
そんなの無用だと
声をあげ、
心と心で抱きしめあえれば
明日の続きも晴れ渡るような
私はそう思いながら
同じ地球上の
凄惨なニュースに耳を傾けます
リモートコントロールされた無人の爆撃機が
赤ん坊の眠る家を壊し
婚礼の列を血の赤に変え
音も色も温度も気持ちも
まるで
コンピューターゲームのように
消し去ってしまう
そんな現実の光景を思います
いつまでも平和は続かないと
心配し構える人と人の相乗効果で
結果、きな臭い世界を
私は生きています
それが本当のとこです
だけど、と思うのです
正解のない問いに対する答えは
自分のなかでしっかりと
明確に持つべきだと
たとえ、それが平和ボケだと言われても