出るもの
腹をさすりながら ため息
無駄なモノが 出るとすれば
言葉も そうなのかも知れない
今日の自分の発言が
ふきだしになって 頭を巡り
寝る前に
一つひとつ ○と×をつける
打たれる杭なら
それはそれで いいのだけれど
と思いながら・・・・・・
なかなか 寝られない
ココから出ることができれば、と
門の前で 足踏み状態
整列して並んでいるのは
愉しいことを待つ 順番じゃない
だから、また ため息
ほら また、
余計な考えがふきだしになって
頭の中に 浮かんで
心の中まで浸食する
言葉が出そうで
それを抑えて
溜まって 淀んで。
出番を 待たされている
出る幕じゃないことを
自分ではわかっている つもり
腹をさすりながら また思う
無駄なモノが出るとしたら
触るモノ全てが
そうなんじゃないか、と
ぼくは明日も
だけど、出ていく