日々
スピーディに短針的なリズム
猛烈に退屈だ
極端に単調だ
受け皿、受け皿と言うけれど
ぼくは こぼれ落ちそうだよ
多種多様なボタンで管理され
暑くも寒くもない箱の中
蒸れずに濡れない サラサラの表面を
琴線に触れることもなく 滑り落ちている
生まれ落ちた時から
イメージはずっと落ちている
マッタクアガラナイミライダ
ホントニカンジナイゲンジツダ
だからか?
ぼくは想像世界で組み立てたモノに
理想と名付けて探している
理想を求めて、毎日を諦めている
逃避しながら、毎日を落ちている
どっか行きの搭乗券
ここから向かう「どっか」に
それがあるわけじゃないことは知っている
けど
ぼくは 祈って 願って
濃縮された潔い透明さを求めて
禅的に シンプルに ありのままに
都合良く丸まって
それらしく転がって
へたり込んだまま受け入れながら
下向き飛行で明日にゆくのだ
いまのところ、そんな日々だ。