out there
この、重力分の価値が
ぼくにはあるのだろうか
時々心配になって
飛び跳ねたり、している
ちゃんと着地できたら
鼻で笑ってしまうんだけど
膝と腰と脊髄の辺り。
知らないうちに
負荷された 重み
どっか飛んでいっちゃわないように
繋ぎ止められた 予定
此処で生きる
此処で言い切る
向こう側には無い
こちら側の緑を
滴り落ちる潤いを
風にしなる柔らかさを
根をはり産み出す大地を
そんな恵みを
いっぱい吸い込んで
言い放ってやる
もう、向こう側に
憧れたり、怖がったり、逃げたり、
しない。
in here もう決めたんだ