路上で
手を伸ばしても
届かないモノを
ぜんぶ「無し」とする
ぼくらの未来
大声で呼んでも
振り返らないモノを
みんな「他人」とする
ぼくらの関係
ココから未来へ
紆余曲折して続く路
その路上のモノが
みんな無関係というなら
ぼく自身は
単なる空想なんじゃないかな
見えてますか?
と問うてみたくなる
聞こえてますか?
とつながりたくなる
複雑に簡略化されたコミュニケーションと
付かず離れずの共同体の穴ぼこの中で
ミラクルを待ち
そうはしても来ず
あくびをして過ごしては
幸せとされる毎日の中で
ギシギシと噛みしめ
言葉にならない おもいを
吐露している
聞こえますか?