きいろとみどり
きいろい太陽の下
みどりの木木が揺れる

隙間からあおい空
筋になったしろい雲

自分の吐く息が荒い
けど不思議と疲れない
それはきっと
吸い込む空気が旨いからだ

さぁ、このまま

森の中を 駆け
風の中を 飛ぶように
光の中で 幻をみて
夢の中で 浮遊しよう

このスピードで
向こう側へ
身体が勝手に
動いてゆく

駆けて、駆けて、駆けて、

時には日が差し
所々、陰ったり

「きいろとみどり」

光も影も
明るいコントラストだ

ぼくは、この毎日を
愉しんでいる

急ぐこともないのに
身体が勝手に駆けてゆく

きいろとみどりの
このまま明日へ



  
by Shogo Suzuki