「借りたモンを噛んで返す市長」

あ、えんぴつ忘れた!って時に、隣にやさしい人が座っていて、えんぴつを貸してくれたとします。で、そのせっかく貸してくれたえんぴつを、噛んだら、どうですか?

ほんと、どういう神経なの?品のなさなの、と、文句(意見)を言うのも阿保くさいほどの論外、ですよね。

もー、そんなヤイヤイ言うなら、新しいの買って返してやるよ!という具合の居直りで、胸くそ悪い謝罪会見をしてましたが、あの人、金メダル、取れませんよね。

名古屋市長が、表敬訪問に来たソフトボール代表選手の金メダルを「せっかくメダルもってきたなら、かけてちょうだいよ」と訳の分からないことを言った挙げ句、マスクをはずして、ガチッと噛みました。

不潔で、不快な映像でした。

ああゆう時、なんで、その場でしっかりと非難しないんでしょうね。言える人がいないんですかね。会見という場で、「言葉」を持った人が沢山集まっていたはずなのに。

元フェンシング選手の大田さんが「オリンピックのセレモニーでも、自分でメダルをかけるという対策をしている中で」あの無知な行動という主旨のツイートをしてました。

そこまででも人間として駄目ですが、その後の謝罪会見。書いてる文章をテキトウに読み上げて、つっかえて。コントでも笑えません。

よく、そんなところだけで「人」を評価しないで欲しい、とか、他にもっといいところがある、とか、だから市長なんですよ、なんていう人がいますが、そんなこと言われても、名古屋ってそういうとこ、という強烈なインパクトを与えてしまうようにも思います。

さて、オリンピックが終わりましたね。

コロナ禍で、東京では感染者が過去最高を更新する中での開催でしたが、スポーツの力というのは、十二分に感じられる毎日でした。

金メダルを変な市長に噛まれてしまったソフトボールの金メダルは、感動でした。特に、後藤選手は、上野選手に代わるニューエースとしての活躍が期待される逸材です。

次回のパリ五輪ではソフトボールはありませんが、その次のロサンゼルスでは、是非、金メダルを取る中心選手として活躍して、名古屋市長には見せないようしてほしいです。

世代交代、ニューエースという意味では、男子体操の内村選手と橋本選手を見ても感じましたね。男子マラソンの大迫選手は、そんな「次」の世代に熱いメッセージを残してのラストランでした。

日本の金メダルは過去最高で27。トップのアメリカが39なので、ずーっと遠くにあった世界レベルみたいなものが、しっかり捉えられる範疇にきたようなワクワクがあります。

また、金メダル確実と言われて期待されていた選手の、まさかの結果というのも印象的でした。バトミントンの桃田選手は、中でも衝撃でした。

メダルを取るのと、取れない差というのは、オリンピック選手のほとんどが口々におっしゃっています。

そのメダルを取るまでの努力や準備の差なのか、運の差なのか、取る人と取れない人がはっきりするのも、また、スポーツの良いところかもしれません。

個人的には、柔道男子の金メダルラッシュに井上監督の存在を感じつつ、篠原さんを思ったし、サーフィンでの銀メダルやスケボーの金メダルには、新しい世界を感じました。

卓球では、中国を破っての金メダルの瞬間を興奮しながら見ていたし、波乱続きの競泳界での大橋選手の泳ぎには勇気をもらいました。

ボクシング女子フェザー級で金メダルをとった入江選手や女子空手形の銀メダリスト清水選手には、試合中とぜんぜんちがって印象をガラッと変えた記者会見が印象的でした。

女子バスケットの銀メダルの感動は、男子バスケットの無念を思わせたし、男子バレーも悔しさの残るものでした。

そんな中で、今、この時点で最も印象的なことはなんだろうと考えて、パッと思い浮かぶのは2つです。

1つは、メキシコオリンピック以来のメダルをかけた男子サッカーの準決勝。負けた後の久保建英選手の号泣です。

小学生の頃からバルセロナで闘い続け、高校生(の年齢)でJリーグでの対応を見せ、そこから18歳で世界に戻ってから注目を浴び続けた建英。

20歳になって、日本のエースとしての注目度を得点という形で示し続けた男の、号泣です。東京時代から見続けてきたという個人的な感傷も相まって、本当に印象的でした。

もう一つは、男子100×4リレーのバトンミスです。

決勝開始が午後11時近くという深夜で、それまでも、アップ映像からずっと追いかけて、メダルの可能性にドキドキしながら見てました。

第一走者の多田選手のスタートダッシュ。これは行ける!と思った矢先、攻めのバトンで、世界との差を少しでも縮めるための策が、まさかの結果となりました。

「申し訳ない、なんて、ことば、日本の誰も聞きたくないと思います」。試合後のインタビューで松岡修造さんがおっしゃっていました。

そして、浅原さんは、攻めのバトンという思い切りの中で、このバトンミスという結果は、誰のせいでもないが、次につなげるには、この結果をしっかりと検証して、反省すべきは反省することが大切、というようなことをおっしゃっていました。

ご自身の経験からの、とても思い言葉だと思います。

これから、この例外だらけの東京五輪を振り返る中で、新しいエピソードや物語が伝わってくると思いますが、その度に、また、感動できるんだろうなという未来の分も含めて、本当にスポーツって素晴らしいと思いました。

選手の皆様、関係者の皆様、本当にありがとうございました。



 2021年8月9日


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