「早朝6時の歓喜」

残り30分が、あんなに長く感じたのは、久しぶりでした。しかも、アディショナルタイムが7分。解説の本田圭佑さんの「ななふ〜ん!?」という裏返った声と、私の声が重なり。もう、こうなったら、あとは根性。あれだけ冷静にサッカーをシステムから解説する本田圭佑さんの、このコトバが、すべてだったような気がします。

全員が、全員でつかみとった決勝トーナメント進出でした。サッカーW杯カタール大会で、日本は、強豪ドイツとスペインのいる死のグループを見事、首位で突破しました。就任直後から森保監督が口にする「目標ベスト8」というのも、見えてきました。

ロストフの悲劇から、あの14秒から、吉田麻也はずっとチームを引っ張ってきました。東京五輪でもキャプテンを務めました。相当なプレッシャーの中、このチームを作り上げました。まだ見たことのないベスト16の壁の突破、そしてその先の世界。ほんとに、こんなにワクワクさせてくれる日本代表が(スッキリで叫んでいた加藤浩次さんと同じく)大好きです。

大会前、グループリーグ突破は、さすがに難しいと思っていたし、そういろんなところで言われていたし、なんとなく、実際のところはね〜ドイツとスペインだしね〜、とも思っていた自分を、しばきたいです笑。

初戦のドイツ戦。その前の日に、アルゼンチンをサウジアラビアが破るという大波乱があり、翌日の日本も0−1で前半を折り返すという展開。しかも、2点目が入ったかと思うとオフサイドになり、よし、よし、これはサウジと同じように!と思わせてくれました。

後半、堂安さんの同点ゴール。あのゴールを決めた後の彼の形相が、これぞW杯、本気のぶつかり合いを見せてくれたように思います。鳥肌が立ちました。家族みんなで見て、大声で抱き合いました。それから拓磨の信じられないようなファンタスティックゴール。興奮は最高潮でした。

そのまま歴史的な勝利をおさめた日本は、次のコスタリカに、まさかの敗戦。残すスペイン戦で、敗れれば予選敗退という窮地でした。そして、運命のスペイン戦。試合開始は、日本時間の朝4時。ABEMA様様で、テレビはずっとABEMA状態のわが家も、本田さんの解説で始まった試合に、早起きして熱中しました。

前半を0−1で折り返した日本。うんうん、ドイツ戦と同じ。ここを1点でしのいだことが、後半につながったんでしょうね。前田さんや鎌田さんは、献身的なプレーでチームを救い、チームに流れをつくりました。ピッチ上の選手も、ベンチの選手も、もう、まさに全員プレーでした。

それにしても、堂安さん。覚醒しましたね。決める時に、決められる選手というのは、決められないかもしれないというイメージを完全に払しょくするほど、強いメンタルと、膨大な練習量があるからで。しかも、有言実行タイプの彼をあそこまでファンタジスタにさせた〈強さ〉と〈量〉って、計り知れないですね。

後半からピッチに入った堂安さんは、後半開始早々の3分に、見事な同点ゴール。得意な角度だったとはいえ、ほんとに気持ちのいい突き刺さるようなゴールでした。同点に追いついたとき、一瞬、呼吸するのも忘れるほどでした。

さらには、同点ゴールからまもなく、田中さんのゴール。ゴールラインからボールの9割5分は出てたところ、しっかり残してアシストのパスをだした三苫さん、いや〜、もうこの2点目のゴールには、お祭り騒ぎで喜ぶというよりは、「相手、スペインだよな」ということをかみしめて、なんとも茫然の喜びでした。

冒頭でも触れたように、そこからの、30分。守るのか、3点目を狙いに行くのか。勝てば決勝トーナメント進出は決まる。が、同点だと同じ時間にコスタリカと戦うドイツの結果次第になる。1点のリードでは引き分けの危険もある。さぁどうする、森保監督は、どうカードを切ってくる? といろんなことを考えながら、解説の本田さんの言葉がびしばしと頭に入ってきて。

しっかりハマった時って、相手がスペインだろうが、怖さというのはあまりないもんなんですね。それだけ、日本の選手は、全員が集中を切らさなかったです。すごい、本当にすごいサッカーを見せてもらいました。早起きは三(万)文の得でした。今でも、まだ興奮がよみがえってきます。

試合終了のホイッスルで、駆け寄っていく日本代表の選手たち。板倉さんは泣いていました。田中さんと三苫さんは抱き合っていました。久保建英は、ドイツ戦のとき、歓喜の輪に「裸足」で駆け寄っていましたが、スペイン戦の後は、ちゃんとスパイクを履いていました。(怒られたんですかね)

勝利後の選手インタビューを聞いている時間が、心地よかったです。朝から温泉に入って、じ〜ん、としみ込むような心地よさ。ちょっともう一寝入りするかな、と思っても、興奮して、とうてい眠れませんでした。

タケは言います、「この(ドイツとスペイン)2チームに勝って、クロアチアに負けたら、もったいないんで」。

そうです、いよいよ、まだ見たことのないベスト8への挑戦です。次の相手はクロアチア。日本時間、月曜の深夜です。前回大会準優勝の相手なので、手ごわいことに違いはありません。日本との過去のW杯での対戦も、ドローと負けという成績。ここらで一発、気持ちいい勝利を!(三度目の正直だ)

それにしても、クロアチアのグループにはあのベルギーがいたんですよね。そのベルギーと引き分けての突破ですからね。まさか、クロアチアとモロッコが決勝トーナメントに進んで、ベルギーが敗退するなんて、こちらも大波乱ですね。日本の首位突破も、波乱といえば波乱なんでしょうが。

ちなみに、大会直前の親善試合で日本が戦ったカナダは、このクロアチアのグループで1勝もできずに敗退しています。あのタイミングでの敗戦って、あまり意味はなんですね(ホッと)。

いや〜、それにしても気持ちいい。このまま、ベスト8、ベスト4と進んでほしい!オランダ、アルゼンチン、フランス、イングランド、スペイン、ポルトガルといった国々は、ベスト16を順当に勝ってきそうです(何があるかわかりませんが)。そこに日本が、立てるように。

日本ではおはようございますの時間だとおもうんですけど・・・と堂安さんが言ったように、日本からの声は、きっと選手たちにも届いているはずです。あんなに早朝だったにもかかわらず、ABEMAでは最高視聴率だったそうです。

サイバーエージェントって、広告のかけかた、さすがに知ってますよね。やるなら、あそこまで、やり切らないとダメなんでしょうね。仕掛けも含めて、すごいです。

本田圭佑さんは、これから解説で忙しくなるだろうな。これから、どんどん「さん付け」の選手も減っていくのかなぁ。あ〜、クロアチアとの決戦に向けて、これからシステムやプランを練っていくだろう森保監督の、冴えに期待です。

これ、まじで、ワールドカップのトロフィーが、サッカーミュージアムに飾られる日も、いや、これ、まじであるぞ、と思わせてくれます(移転するのでしばらく休館ですが)。

世界と戦える日本のサッカー。ここまで来たんですね。ほんと、ほんと気持ちいい、ほんと、ありがとう日本代表! あ〜幸せ。



 2022年12月3日



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