「物の代わりを超えて者になる」
いやぁ、昨日の暑さはすごかったです。10月とは思えないのはもちろん、半袖でも汗がでるほど。それもそのはずで、気温は30度を超える真夏日。駅前でお昼にラーメンを食べたもんだから、家に帰ると、即、エアコンつけました。
で、今朝ですよ。気温もグッと下がって、この寒暖差。どうなってんですかね。日本全国で見ると、北は北海道で昨日、初雪も観測されて、南の九州では大雨。遅れて雨は全国的に降ってますが、どこにいるかで、体感温度も気候変動も、なんともびしびし感じるほどの異常ですね。
地球って、規則的に自転して公転してますが、その地球上の生活は、これまでのツケが回ってきて、なんとも不規則です。
さて、もうすっかり新しいiPhoneにも慣れて、下取りに出したこれまでのiPhoneも無事、想定通りの金額で買い取られました。ホッ。
にしても、スゴイですね、データ移行。全くノーストレスで移行ができました。古いiPhoneと新しいiPhoneを横に置いておくだけ。これだけ楽になるなんて。昔は、パソコンを買い換えるだけで、数週間かけて、データを移行したもんです。
無線でなんて出来ないし、そもそも線をつないでも、移行できるデータばかりではなく、できるだけ分解して、分散して、フロッピーディスクでちまちま移行していたの、あれ、何年前になるんだろう。
vaio C1というコンパクトなパソコンを買ったのが大学生の時で、就職活動の時、働き出して2年目、そのまた2年後、ぐらいのタイミングでパソコンを買い換えていた時代、西宮北口の駅前の小さなアパートの一室で、一人、夜な夜なデータ移行していたのを思い出します。
ふと、当時、パソコンに入れていたようなデータが、今やスマホに全部入って、いやそれ以上の種類とクオリティーが手の平の一台にすっぽり入っているんですよね。
分厚い手帳のメモや記録や大量のCDの音源が1台のパソコンに入る!と感動していたのが、なんだかかわいらしいです。
財布も鍵もカメラもビデオも紙もペンも定規も辞書もいらないですからね。家を出るとき、ポケットにiPhoneだけ入れておけば、困る事なんてほとんどない時代です。
この先、マイカードに保険証と免許証のデータ入って、そのマイカード自体がスマホに入れば、ほんと、夢ような身軽さです。
パスポートもスマホでピッてできるようにならないかな、はやく。かつては、パスポートとクレジットカードさえ最悪あれば、どうにかなると思って海外を旅したことも、ぜんぶ、スマホですみますからね。
もう、クレジットカードすら、海外の都市部であれば不要で、現に、夏に行ったロンドンでは、1ポンドも使うことなく、アップルペイで用が足りました。
スゴイ時代です。で、さらにですよ。これまでの「物」の代わりになるだけではなく、AIが、「物」を超えて「者」になるというか、人が考えて行う作業や、人が時間をかけて探す作業、人が頭をひねって書く作業なんかをやってくれるようになるというから、ここ10年から15年の変化と進化はすさまじいです。
そのスピード感につけず、何十年も凝り固まった価値観と、古い経験値だけでいつまでも居すわっている重鎮達にがんじがらめにされている政治の世界。
ほんと、もっとシンプルに合理的にできないもんですかね。ご機嫌取りや接待にかける時間を、もっと未来的に使えば、良くなることって多いと思うのですが。それで助かる人もいっぱいいると思います。
まぁ、そうならないのが、人間社会なんですが。そして、そうはならないからまた、温度感とか質感が出るという側面もあるのですが。
来週の日曜日、総選挙の投票日を迎えます。
自分の選挙区で立候補している人を見て、まず「党」に目がいきがちですが、小選挙区の場合は、党よりも、その「人」を見て決めたい所です。
3回、4回当選している人なら、この数年で、この人、なにやったんだろ、という目で。そして、新人なら、その人のビジョンを見て。決めたい所です。
で、比例では「党」をしっかりみて。その政党が、どれだけ一枚岩で、自分の大事と、どの程度合致するか。好き放題、無責任にわーわー言ってるだけじゃないかどうか。そんな目で見て、この貴重な一票を使いたいと思います。
最近では、TVerで各政党のCMが流れるようになりましたね。若者だけじゃなく、30代〜50代も、やっぱりスマホでサクッとテレビみる時代ですから、効果はあるんでしょうね。
どこもイメージ戦略という感じですが、イメージじゃなくて、実のところで、各政党を見てみる、そんな1週間にしたいです。
先日、News23で党首討論のコーナーで、アンカーの藤井キャスターが刺さる言葉で閉めていました。
この選挙で、政権を預かることになった政党は、是非、他の党のいところがあったら、どんどん取り入れてもらいたいと思います、と。そして、その時、どこの党の、どんな政策を取り入れたか、言ってもらいたい、と。そうすることで、政権政党ではない党に一票を投じた人も、自分の一票の力を認識出来ると思う、と。
最後に、選挙が終わったからそれで成功、という政治だけはやらないでもらいたい。藤井キャスターの言葉は、ほんとに柔らくて芯の太いものです。
是非、そんな未来を。
2024年10月20日
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